中禅寺湖釣行 開幕戦です。
どうもです。
鱒族の聖地、中禅寺湖解禁が4月1日に解禁しました。
関東近辺のトラウトアングラーなら、誰でも知っている有名な湖ですね。
釣りをしない人でも、戦場ヶ原や華厳滝等が近いので、訪れた事がある方が多いのではないでしょうか。
簡単に中禅寺湖の説明です。
周囲25kmと大きな湖の東側半分で釣りが出来ます。
西側は禁漁区となっていますが、特別解禁で解放されることがあります。
いつか挑戦してみたいです。
釣りの対象はニジマス、ヒメマス、ホンマス(サクラマスとビワマスの交配種)、ブラウントラウト、レイクトラウトの他ワカサギ釣りも楽しめます。
特にレイクトラウトは日本では中禅寺湖のみに生息し、1mを越える大きさにもなるので、レイクトラウト狙いの釣り人も多いです。
私もそのうちの1人。
入漁料は2160円。
基本的にバーブレスフックの使用とキャッチ&リリースが義務です。
※原発事故による放射性物質の影響で、ヒメマスとワカサギ以外の持ち出しは禁止となっています。
ざっくりですが、こんな感じです。
赴任先から近いので、中禅寺湖には何度となく来てますが、ほぼ返り討ちにあってます。
キャッチ&リリースとなってからは比較的に釣り易くなったと言われてはいますが・・・
昨年は6回行って、20匹位のレイクトラウトを釣ることが出来ました。
8年前の赴任時に足繁く通った際は半分がボーズでしたから確かに釣れてますね。
数は・・・
釣れた魚のサイズが悲しすぎました。
釣行の度に自己最小記録を塗り替え、遂に14cmのワーストレコードを達成です。
私にとって中禅寺湖の釣りは修行です。
今年はどんな釣りになるでしょう?
前置きが長くなってしまいましたが、
解禁して間もない4月5日に会社休んで行って来ました。
夜12時釣り券の販売店に着。
平日ですがすでに数台の車が並んでます。
私も並んで販売開始の3時まで仮眠。
開店10分前に自然に目が覚めます。
釣りの時は気合いが違いますね(笑)
私を含め20人近く並んでます。
休日は長蛇の列です。
釣り券購入後、遊覧船乗り場前の駐車場に直行して支度しますが、標高1300mあるのでさすがに寒いです。
ここから歩いてポイントに向かいます。
中禅寺湖のポイントは国道沿いと山側に大別されます。
シーズン前半は遠浅な国道沿い、後半は水深の深い山側が良いと言われてますが、私は山側に入ることが多いです。
真っ暗な周回路をヘッドランプを頼りにひたすら歩きます。
今回は山側でも比較的水深の浅いポイントを狙います。
冷水を好むレイクトラウトも今の時期なら浅場に居るのではと予測し、ミノー中心で狙うつもりです。
途中でヘッドランプの電池切れのアクシデントもあり、ポイントに着いたのは4時過ぎ。
大急ぎで釣具をセットし、まだ暗いですが4時半釣り開始です。
しかし直後から何か違和感が。
ラインの巻き取りが遅いような感じがします。
暗いので良くわかりませんがリールの故障?
仕方ないので予備のリールに交換。
また時間のロスです。
ゴールデンタイムがどんどん過ぎています。
なんだかんだですっかり明るくなってしまいました。
今回入ったポイントです。
駐車場から3㎞程でしょうか。
正面に男体山が見えます。
山頂付近は雪雲がかかってますね。
使用したミノーは8cm、9cmのフローティング。
キャスト後に糸フケを巻き取り、1呼吸おいてから巻いてポーズ、巻いてポーズを繰り返します。
巻いている時のアタリはダイレクトに感触が伝わりますが、ポーズ中のアタリはラインの不自然な動きで見分ける事も多いのでしっかり見ます。
時折雪がちらつきますが、男体山から吹き下ろして来るような風の方が厄介です。
投げたミノーが戻されたり、ラインの動きが見えません。
そんな状況でしたが、10m程離れた場所のルアーマンにヒット。
ニジマスっぽく見えました。
その後もちょいちょいアワセを入れるような仕草をしています。
こちらはノーバイト、羨ましいです。
同じ様なルアーを同じ様な動かし方で使っているのにこの差はどうしてでしょうか?
きっと場所のせいでしょう。
きっとそうに決まってます。
投げ続けること3時間。
ポーズ中にゴン!
待望のアタリにドンピシャでアワセたつもりでしたがフッキングせず・・・
思わず空を仰ぎます。
更に投げ続けますが無反応。
気が付けば周りの釣人妻は皆ポイント移動したらしく誰も居ません。
状況は芳しくないですね。
ワカサギなどのベイトの姿も全く見当たりません。
真後ろにギャラリーは居ました。
増えすぎて困り者の鹿です。
警戒心が強いはずですが、すぐ近くで悠々と何か食べてます。
食害で迷惑ばかりの鹿も見た目は可愛いですね。
お昼近くになると風が強まり、釣り難いのでポイント移動します。
風裏を探してうろうろ。
山側の有名ポイント、八丁出島に落ち着きました。
湖ににょろりと突き出た半島です。
ここは足元から一気に深くなる場所です。
人気のポイントだけあって、何人か先行者が居ます。
表層に魚の雰囲気がしないので、スプーンでボトムを攻めてみることに。
中禅寺湖のスプーンでの釣りはフォール中(ルアーを沈めている時)に食わせるメソッドが主流です。
専用のスプーンも人気です。
スプーンをフルキャスト。
着水後に糸フケを巻き取り、フリーフォールで底まで沈めます。
八丁出島は着底するまで1分位かかります。
着底したら、数回巻いてポーズでフォールを繰り返す。
あるいは、数回ショートジャーク後にフォールしたりと誘い方は多種多様ですね。
アタリは手元に伝わる事もありますが、ラインや竿先の不自然な動きで判る事も。
移動して間もなく、隣(と言っても20m程離れてます)の人が釣ってます。
私と同じようにボトムを攻めていました。
恐らくレイクトラウトです。
小さいサイズですが羨ましい。
午後3時を回り、ボーズの予感がしてきた頃にようやく小さなアタリが。
アワセもきまりましたが・・・
引きません。
この感触は
ちびっこレイクですね~
目測25cm前後。
残念ながら最小記録の更新はならず。
結局初戦の釣果はこれのみ。
最後はまた浅場で釣ってみましたが無反応でした。
解禁直後という淡い期待をしていましたが、私にとってはいつもの中禅寺湖でした。
夕焼けに染まる男体山にリベンジを誓います。
駐車場まで、フライの方と情報交換しながら帰りました。
その方は釣果もアタリも無く、魚を釣っている人も見なかったそうです。
(他の釣り人との情報交換でも釣果は確認できなかたそうです)
まだまだ時期が早い?
う~ん
難しい湖ですね~
前途多難が予想される開幕戦となりました。
ではまた。